DIARY

飲み込み続けた石炭は勇気だ

摂食障害、9つの真実」という記事で紹介した映画、「心のカルテ」を絶賛視聴中なのですが、まだ全部観られていないものの(すごく体力使う…)、印象に残る詩が出てきたので先に紹介しようと思います。

その詩は、Ann Sexton(アン・セクストン)という人のもので、彼女は自ら命を経っています。重い心の病で。いわゆる「告白詩」と呼ばれるそれは、発表当時も話題になったようです。
どうりで、希望と死の間で揺れ動く感情が、とても良く伝わってきます。共感値がとても高いです。

自分が不安定なとき、その感情を言葉にするのはとても大変で、そして恥ずかしく、とてもできることではありません。
でもサクストンは、内面と向き合い、言葉を見つけ、分解し、詩を残しています。


勇気 アン・サクストン
それは ささいなことの中にある
赤ん坊の第一歩は大地を揺るがす
初めて自転車に乗って道路を走った時
初めてお仕置きされて心細かった時
弱虫貧乏デブ イカれてると言われ
疎外された時
あなたはその毒をのみ込んだ
いつか爆弾や銃弾による死が訪れても
あなたは国旗など振らず帽子を胸に当てるだけ
あなたは心の弱さを甘やかさなかった
飲み込み続けた石炭は勇気だ


この詩に出会えて良かったです。
飲み込み続けた石炭は勇気だ、そうずっと言ってほしかった。

摂食障害を治す過程は、とても苦しいものです。
自分を騙し、失望し、我慢し、取り繕い…
この苦しみが、後の勇気なのだと、ぴったりな言葉だと思います。
そう、勇気です。
自分の弱さや汚いところを全部飲み込んで、向き合って、自分の一部だと認ることは、何にも勝る勇気です。

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