ちょっと食べただけなのに、1~2kg増えてとても不安になったことはありませんか?
摂食障害になると、むくみが原因で体重が増えることがあります。
私もそうでしたが、少し食べただけなのに予想以上に体重が増えて、また食べられなくなる負のループが始まってしまうことが多かったです。
冷静に考えると、脂肪や筋肉が、1日で1kg増えることはありません。7000kcalを摂取するだけでなく、吸収しない限りは大丈夫なんです。
弱った身体で、急に全ての栄養を吸収することはできません。また、1週間で1kg以上の脂肪や筋肉を作ることは、身体の構造上無理です。
急に増えた体重の原因は、むくみなので、徐々に戻っていきます。安心してください。
また、以下に挙げるむくみの原因を改善していくことで、急激な増加もなくなっていきます。
私も、過食嘔吐時は1~2kgすぐに増えていましたが、吐かなくなってから体重の急な増加はなくなりました。
むくみの原因
むくみは、簡単に言うと水分です。カロリーに関係なく、正常な人は1日1~2リットルの水分が出入りをします。
摂食障害になると、その機能がうまく働かず、水分を溜め込んでしまうことがあります。
摂食障害と関係しそうなむくみの原因には、次のようなものがあげられます。
- 筋肉が少ない
むくみは、筋肉がポンプのように流しています。
摂食障害になると、体重低下とともに、どうしても筋肉も落ちてしまいます。
ポンプ作用がうまく働かず、結果むくみが生じます。 - 低体温
身体があたたまると血流が促進されるという話を聞いたことがあるかと思います。
逆も同じで、身体が冷えると血行不良になります。
低体温は、上にあげた筋肉量の低下とも密接に関係していて、身体が冷えていると、筋肉のポンプ作用も発揮されません。 - タンパク質を摂取していない
タンパク質は、分解されるとアルブミンという物質になります。
アルブミンはむくみを防止する大事な物質です。これが少ないと、むくみの原因になります。 - 自律神経の乱れ
摂食障害になると、ホルモンバランスが崩れ、自律神経が乱れることがあります。
自立神経は2種類の神経(交感神経、副交感神経)から成っているのですが、このバランスが崩れると、血液やリンパの流れが悪くなったり、水分を通しやすくなったり、むくみが生じます。 - 内臓疾患がある
一番怖いケースです。身体の機能が低下し、心臓や肝臓、腎臓などに疾患が生じることでむくみを引き起こしている可能性があります。慢性的に、何度もむくみを繰り返す場合は、診察を受けた方が良いでしょう。
他にも、同じ姿勢を取り続けることや、アルコール・塩分の過剰摂取などが原因にあげられます。
むくみの解消法
むくみは1~3週間で消えてしまうものなのですが、より早くなくしたい場合にオススメなのは以下の方法です。
- マッサージ
リンパを流すことで、むくみが改善されることがあります。むくみが気になる箇所のマッサージ方法を検索し、試してみてください。 - 足湯
足を温めることにより、血流をよくし、むくみを解消します。
リラックスもできるのでオススメです。 - 蒸しタオル
顔に蒸しタオルをかけると、むくみが取れます。
私も化粧前によくやっていました。
同じ姿勢でいつづけることや、立ちっぱなしによる浮腫みは、運動や足を高い位置にあげることで取れることが多いです。
でも摂食障害のむくみとなると、これらの方法では根本的な解消は見込めません。
原因となるホルモンバランスや、栄養素の不足を補い、むくみを少しずつ改善していきましょう。
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