SESSYOKU_LOG

摂食障害の病院、何科に行けば良い?

いざ病院へ行くぞと心を決めても、摂食障害を診てもらうのは一体何科…?迷って足が止まることがあるかもしれません。

私自身、摂食障害が原因で多くの科にかかったことがあるので、ケース別に記載しようと思います。

はじめに

摂食障害という病気を理解して、親身に相談に乗ってもらって…そういうお医者さんに、残念ながら私は出会えたことがありません。

私自身も、病院は薬をもらうところという認識で、事務的な「最近嘔吐してますか」「前と一緒です」という10秒のやりとりを経て処方箋をもらっていました。

摂食障害か元の性格かは断言できないものの、自分の気持ちに嘘を付いて、隠す傾向があったので、そもそも全てを話すこと自体が難しいお題だったのかもしれません。

また、一度勇気を出して先生に相談した結果、そっけない返答や的外れな回答が返ってきたこともあり、割り切って接していた部分も往々にしてあります。

物理的な治療薬は安心できます。診察の結果、病名が付くことも。
すべてを通院で解決しようとはせず、寛解するまでの足がかりとして使ってください。

精神科(精神神経科)、心療内科

どちらも心の病気を扱う科です。だいたいのケースで、両方カバーしているところが多いです。

違いは、からだの症状があるかないかです。
心療内科は吐き気や倦怠感、頭痛などのからだの不調が強い際に選びます。
一方精神科は、不安や落ち込み、いらいらといった気分症状や、幻聴、睡眠障害などの診察がメインです。

どちらの科も通いましたが、出される薬が同じものでした。
私は自分の欠陥をみとめたくかったので、言葉として少しマイルドな「心療内科」の方に長く通っていました。(薬をもらいにいくだけでしたが)

診察の際に以下を聞かれることが多かったので、予めまとめておくと良いと思います。

受診前に考えたりまとめたりしておくとよいこと

  • 摂食障害を自覚した(うまく食べられない、吐く)のはいつか
  • 過食嘔吐などの頻度はどのくらいか
  • 今の体重は何キロか
  • それについてどう思うか(体型についてどう思うか)
  • 最近食べたものは何か
  • 市販薬を使っているか(種類、頻度)
  • 月経はあるか
  • 治療の希望や質問事項・これまでの経過のまとめ

歯科

歯医者さんです。多くの場合、院内にはクラシック音楽が流れています。
歯医者さんには嘔吐している事実を伝えたことはありません。
「炭酸が好きでお酒も好きで吐きがち」という設定でいました。今思うと謎すぎる。。

余談ですが、最後まで通うことができた試しがありません。
途中で、過食嘔吐に支障がないくらいまで治ったら放置してしまいました。
最近は歯茎も悪くなって、大変な思いをしています。
タバコに依存していたので、白い歯にも戻れません。

消化器科

下剤を卒業したくて行きましたが、一番傷ついた科です。

話をしないとと思い、勇気を振り絞って「摂食障害で下剤が辞められなくて」と言いましたが、理解をしてもらえませんでした。
レントゲンを取って、空っぽな腸が写った写真を「すごい綺麗だね〜笑」と掲げた先生の顔が忘れられません。

結局マグネシウム(下剤)を処方されて、特に検査もせずアドバイスもなく…当然なのですが、心の何かを解決できるわけではないので、困って行っても「吐くのやめて」「下剤やめて」になります。

肛門科

痔ですね。ここでも特に摂食障害のことはカミングアウトしていません。

「下剤乱用、痔になる」というタイトルで切り出して記事にしているので、どうしようもなく時間を持て余している方がいたらご一読くださいませ。

産婦人科

心療内科と同じくらいの頻度で通いました。
ホルモン注射やピルの処方が主な内容です。

「せめて生理だけは」と親にも言われていました。
なんで無月経で駄目なのか、すごく疑問でしたが、そのときは本能的にヤバイと思って、義務感で通っていたところもあります。

今思うと、無月経による影響はとても多いです。

まず、毛深くなる。剃れるところは良いのですが、背中とか、うなじなどが毛深くなって、女性としての魅力が減ります。
関連してかわかりませんが、毛髪はとても少なくなっていました。

あとは妊娠ができなくなる、骨粗鬆症になるなどもありますが、醜形恐怖が入っている私にとっては、男性化が最も恐れる症状でした。

診察時は以下を聞かれるので、予め準備しておくと良いと思います。

  • 最近の生理周期に乱れはあるか
  • 最後に生理がきたのはいつか
  • それはどのくらい続いたか
  • それはどのくらい出血したか

摂食障害に対応できる病院は、とても少ない印象です。
また、同じくらい当事者の私たちが、先生に対して心を開くケースも少ない印象です。

摂食障害の一番の薬は、自分自身で「変わろう」と行動するモチベーションです。
病院に行って、物理的な「薬」や「治療」で安心することは、必要かもしれませんがすべてではありません。

何を聞かれるのか、うまく話せるか、そう悩んだのに、いざ診察となると肩透かしな内容になるかもしれません。
どうかそれでストレスを感じないでください。
大事なのは、あなたが、自分の足で病院に行くという決断をしたことです。
全部直したいと思っていなくても、生きるために病院を選択し、診察を受ける行動に価値があります。

病院に行く前に、これから先の未来、自分はどうなりたいのか。を整理すると良いと思います。
人工肛門が不安すぎて下剤を辞めたい
生理を戻して女性としての魅力をもっと出す
何でも良いです。お守りになると思います。


私でよければお話しましょう:D

Twitterと、線引きがあったほうが気が楽な方向けにTIME TICKETもご用意しています。