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摂食障害の患者数、過食拒食の割合

スーパーに過食食材を買いに行って、同じような人を見かけたことがあります。
道を歩いていても、明らかに同類だと感じることや、普通のように見えて唾液腺が腫れている人も選別できるようになりました。
一体どのくらいの人が、この病と戦っているのでしょうか。
私が過食嘔吐をしていた際も、こんな情けない病気はとても少ないんだと思い込んで、自分を追い詰めていました。
過食、拒食、過食嘔吐、どの症状で悩む人が多いのか、男性女性どちらが多いのか。
多いからといって安心できるわけでもないのですが、少しでも自己卑下をしない理由になるかもしれません。

受診患者数の推計値は約2万5千人

*2014-2015厚労科研研究班調査より

受診患者は、年間24,506人だそうです。数字を聞いても正直ピンと来ません…。
各数値と比較してみましょう。

  • 日本の人口の0.02%
  • 20歳女性の4%
  • 東京ドームの45%
  • コミケ94来場者の5%

あまり良い例えではないかもしれませんが、東京ドームの半数近くが1年間の間に受診をしていると思うと、多いような気がします。

低体重の拒食症が一番多い

あくまで病院を受診する人の中での割合となりますが、内訳は次の通りでした。

  • 神経性やせ症:12,674人(51.7%)
    低体重。代償行動がある場合も含む。
  • 神経性過食症:4,612人(18.8%)
    体重は標準か過体重。過食や代償行動を繰り返す。
  • 過食性障害:1,145(4.7%)
    体重は標準か過体重。代償行為なし。
  • その他:6,075人(24.8%)

私もそうでしたが、治したい気持ちと、不安や恐怖、羞恥などの葛藤があるので、病院に行けないケースも多くあります。
受診患者の半数が拒食症状とのデータですが、実際は過食患者も半数いるように思います。

拒食症は10代、過食症は20代以上

神経性やせ症で受診する患者の年齢層は、10代が34%と一番多く、20代24%、30代20%、40代以降が22%となっています。
一方神経性過食症では、10代が12%にとどまり、20代が37%と一番多い結果となりました。
30代は32%、40代以降は19%です。

1998年のときは10%に満たなかった40歳以上の割合が、昨今では倍の20%を超えました。
支援センターへの相談も、平均年齢が29歳前後になるようです。

この結果からは、発症は10代後半でするケースが多く、長期間回復しないまま歳を重ねる人が多いことが読み取れます。

男女比は1:20

90%以上が女性と言われていますが、最近は男性の患者も増えているようです。

最近では「痩せ姫」という言葉を目にすることも多くなりました。
このトレンドからも、女性の方が多いことが伺えます。

約半数が心の病を併発

うつ病や強迫観念、不安症などの精神病を併発するケースが多いようです。

また、別の依存症を併発するケースも多く、アルコール、クレプトマニア(万引)、薬物などで病院を受診している事例もあります。


重ねてになりますが、摂食障害を患っていても、病院へ行かない人が多いと思っています。
そのため、上記の数値よりも、実際はもっともっと、苦しんでいる人が多いです。

精神的な葛藤だけが理由ではなく、専門病院も少ない状況で、どこに行ったらよいか迷う状況もあります。(かくいう私も、薬だけをもらう10秒診察に納得がいかず、途中で病院に通うことを辞めた一人です。)

体重もそうですが、数字だけがすべてではありません。
けれど判断する際のひとつとして、知っておくことは良いと思います。
これだけの人が、治そうと病院へ通って、葛藤しながら過ごしています。


私でよければお話しましょう:D

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