SESSYOKU_LOG

摂食障害の人に、やってはいけない行動

言ってはいけない言葉は紹介したのですが、当時やってほしくなかった行動もまとめてみます。

家族や友人としてサポートする際に、よかれと思ってしたことで、なぜかイライラ怒らせてしまった、そんな場面も多いかと思います。
普通の人にとっては嬉しいことのはずなのに、どういう思考・感情だったのか。私の感じていた想いにはなりますが、読んでもらえると嬉しいです。

食事の予定を入れる

食事が絡まない予定であっても、先のことは不安で仕方ありません。
「もし行けなくなったらどうしよう」と考えて、ストレスを感じます。
ましてや、ご飯の予定ならなおのこと。

食事に関しては、「○時までに食べる」や「○kcalまで」といった厳しいルールを自分に課していることがほとんどです。
その予定が不安で、調整をしたり、その後過食してしまったり、リズムを崩してしまうことも。
それが普通でないことは自分自身が良く分かっているので、後悔や絶望を感じます。

できるだけ食事の予定は入れないようにしてください。

摂食障害患者に食べさせようとする

その勧めた一口の重みは、毒と同等だと思ってください。死に至る毒です。
一口食べたために投げやりになったり、とてつもない不安を感じてしまいます。

どうしても食べてほしいときは、一緒に食べてみない?とか、明日の朝これを一緒に食べるのはどうかな?という風に、側にいて、できれば多く食べてあげてください。

食べない

摂食障害にかかると、普通がわからなくなります。
「食べ過ぎたかな?」と常に思っていて、判断材料は他人と比べることでしか得ることができません。

一緒に食事をしている人が食べないと、普段どこまで食べて良いか不安になるだけでなく、
自分ばかり太ってしまう、と恐怖や憎しみまでも感じ始めてしまいます。

同様に、相手に多く食べさせようとするのも摂食障害の特徴です。
私も、味見もできないくせに高カロリーな料理ばかり作って、家族や恋人に食べさせて安心していました。油まみれで美味しくなかったと思います…

無理に食べる必要はもちろんありませんし、多く食べる必要もありません。
せめて患者と同じものを同じ量食べることを最低ラインとして接してほしいです。

許可食以外の食料を買う

私の場合、許可食は特定のものだけだったので、それ以外があると、困ってしまいました。
例えば無脂肪乳しか許容できないのに、低脂肪乳が冷蔵庫にあると、それを飲めないのでストレスが溜まりました。
よかれと思って買い足してもらっても、トイレに流して罪悪感でいっぱいになったこともあります。
もし可能なら、話し合って冷蔵庫に入れるものを一緒に決めてください。

これなら食べられるだろう、という決めつけも良くありません。
重ねてになりますが、できるだけ対話をして、家に置く食材や食べるものを決めてほしいです。

責める、怒る、暴力などのマイナス感情を抱く

自己肯定感を求めている人に対して、これらの行動はすべてタブーです。

ただ難しいのが、当の摂食障害患者には余裕がなく、感情の起伏も激しく、怒ったり責めたりを繰り返してしまうことです。
もちろんすごく後悔もしますが、がっかりしたり、泣いたり、ときには自傷行為をしたりと、正しくコントロールできません。

取り乱しているときはどうかぎゅっと抱きしめて、一言「大丈夫だよ」と声をかけてください。
その場では拒絶されるかもしれませんが、長い目でみて良好な関係を築いていけると思います。

また、患者は他人の感情に異常なほど敏感です。
なので、周囲の人が不安定だと、とても引っ張られたり、バランスが崩れたりします。
なので、できるだけ穏やかで幸せでいてください。
他人に話をしたりうまく発散させつつ、接していくことをおすすめします。
(私もお話聞けますので、いつでもお気軽にお問い合わせください><)


どんなに干渉しても、食行動をコントロールすることはできません。
食事だけでなく、その人がどう思うかも、どんな人生を送るかも決めることはできません。

摂食障害患者は、たとえ普通体型であっても、ひと目を気にして、自分の気持ちを押し殺して、毎食戦っています。

私たちがほしいのは「大丈夫だよ」「愛してるよ」「よくやったね」と認めてもらうことです。
そのためには、サポートする側がまず健康でなければいけません。
心配するあまり痩せてしまったり、心が曇ってしまったら悪循環です。
どうか長い目で、対話を重ねて、少しずつ回復を支えてください。


私でよければお話しましょう:D

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